2014年08月06日

サーマクールの適応は55歳までです..か?

夏真っ盛りですね晴れ晴れ
皆様、体調管理は思い通りに行われているでしょうか?


さて、
『 サーマクールの適応は55歳まで 』

な訳がないのですが、たま〜にカウンセリングで患者さんから、ネット情報で見たということで聞かれます。

直接情報ソースを自分で見たことがないので確実ではありませんが、
何人かの方から聞かれるということは、どこかのサイトに記載されているはずなのです。


サーマクールの効果が55歳を境にして大きく変わるそうなのですが、その理由として、

自己治癒力が55歳以上になると大きく減退し、コラーゲンが集まりりにくくなるからサーマクールの後の変化が出にくくなる、という趣旨だそうです。



・・・ということは、サーマクールに限らず、熱や傷などのストレスをかけて自己再生力でアンチエイジングを図る治療はすべて、55歳以上は効果が出づらいということになります。

ましてや手術などしてしまったら傷の治りが遅くなり、まかり間違って高齢の方がフェイスリフトの手術でもした日には、いつまで経っても傷が治らない事になってしまいます。



けがをした場合、二十歳の方でも70歳の方でも傷の治癒のスピードは変わりません。
(糖尿病や膠原病などがない健康な方の場合)
サーマクールは熱傷後の瘢痕拘縮を応用したものになりますが、細胞レベルでの年齢差は多少差異が生じますが、肉眼レベル、臨床の現場では拘縮が高齢の方が出にくいということはありません。

やけどの治療は軽いものでしたら皮膚科や外科でも見ますが、手術が必要な重度のやけどの治療は形成外科で治療することになります。
重度のやけどを一度でも長期的にフォローしたことがある形成外科医であれば、熱傷後の瘢痕形成の治療がいかに大変か良く知っています。
治療を担当していると、
『 高齢だから引き攣れが起きないよ 』と信じたいのですが、現実は甘くありません。

瘢痕形成の予後に年齢は関係ありません。

一般の方の認識をミスリードするようなウソはいけません。




当院には、母子連れの2名で来られる方も多くいらっしゃいます。
娘さんは40台くらい、お母様は60から70代の方々です。
自分のついでに親孝行をしたい、という方が多くいらっしゃいます。
そして、お母様の姿は自分の老後の姿でもあるからです。

大体初めは、お母様の方は一歩引いて

『 私なんか変わらないの 』『 どうせ年だから 』

と遠慮がちでいらっしゃいます。


ところが、サーマクールだとお母様の方が劇的によくなることが多々あります。

数か月後にメンテナンスで来院された時には服も表情も明るく華やかになって、

『 ここのシミが気になるの 』
『 ここのシワがちょっと良くなればねぇ・・』

と非常に積極的になられています。



老化の根源は年齢ではなく“あきらめ”にあります。






posted by モコ at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | サーマクール
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